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亀工房の前澤さんから5枚目のアルバム発売記念のライブ案内が届いた。
池袋ジャズ・フェスティバル本番前日、ちょっとこちらはパスさせていただいて、21日のヘブンアーティストコンサートに行くことにした。 ヘブンアーティストとは東京都の審査に合格した大道芸人。アーティスト部門と音楽部門があり、合格すると東京都が開放している施設で活動できるライセンスが与えられる。今回のコンサートに出演するのは、亀工房を含めて5組。一夜でたくさんの演奏者を見ることができるのは楽しい。 最初はアルパの藤枝貴子さん。アルパは中南米の民族楽器のハープ。まず楽器を寝かせて舞台に置いてあるのが目につく。運ぶ時も支柱を持つらしい。大きさの割りに軽い楽器だと聞いた。レバーもペダルもないので、特定調にチューニングしているようだ。音域が広いせいか、それが制約とはならないようだった。奏法もいろいろ違いがある。おそらく私の相方のフォーク・ハープより弦を強く張っているのだろう。全日本アルパコンクールが開催されることにも驚いた。そんなに奏者がいるのか。また私はパラグアイの音楽を意識して聞いたことがないが、メキシコに似ていると感じた。 次に登場したのはハーモニカの大竹英二さん。藤枝さんの民族的なドレスから一転して、白シャツ・ベルトポーチの男性は、スタッフのようだ。その腰のベルトにハーモニカが刺さっているのは、彼が横を向いて初めてわかった。大きいなと思ったポーチの中にも、たくさんのハーモニカが入っていた。 次が亀工房で、最初にオリジナル曲のジャーニーをハーモニカと共に演奏。これは良い。前澤さんのMC「実は僕たち夫婦なんですけど・・・」に会場からホーと声が上がり、そうか、亀工房を知らずに来ている人もいるのだと気付く。今日初めてハンマー・ダルシマーを見たお客さんもいるのだろう。今回の会場には、私たちの仲間だけでダルシマー弾きが3人いたのだが。 亀工房のあと休憩となり、次がani×kojiの2人。3月に初めて彼らの演奏を聞いて(これ!)、もう一度聞きたいと思っていたが、演奏者が多いことがここでは災いし、持ち時間が短くちょっと残念だった。最初はkojiさんのガイタガレーガという楽器とスペインのケルトというところに興味を持ったが、実はこのドローンのある楽器に合わせるaniさんの伴奏の中に、時々不思議なコードが現れるのをもう一度聞いてみたかったのだ。前回は変則チューニングのギターだったからなのかもしれないが、ちょうど無印良品の最新のBGM CD(17)が、以前のアイルランド(4)より新鮮に聞こえたのと似た印象だった。 最後はシャルキィロマ。先日あるベリーダンスの発表会にゲスト出演していたのを知り興味を持っていたのだが、いきなり3人がパーカッションで登場する。確か2人はヴァイオリンとウードのはずなのに。そして本来のパーカッション奏者(主にダラブッカ)がMCでつなぐ間に、2人が楽器を準備する。PAするって面倒なことだ。チラシには「国境のない民族音楽という矛盾するテーゼをオリジナルサウンドで表現するジプシースタイルサウンドユニット」とあるが、この文章で音を想像できるだろうか? 簡単に言えばダラブッカやウードというアラブ系の楽器を使ってオリジナル曲を演奏する、で良いのかな? オリジナル曲よりもブルガリア民謡の方がわくわくしたが、最後が盛り上がってよかった。 終演後、昔やった「多弦楽器の集い」で、7弦ギターでオートハープの伴奏をしてくれたKさんに久しぶりにお会いした。10時近くまで立ち話。充実した一夜となった。 池袋ジャズフェスティバル、フェスはまだ明日も続きますが、ダルシマー・アンサンブル・ハートストリングスの演奏は無事終了しました。
20分の枠に6曲18分用意したので、曲名やアンサンブルの紹介はチラシにして、MCは控え目、サウンドチェックもそこそこにさっさと始め、ほぼ予定時間内に終了。K&Kの二人もお友達が来てくれたし、私も来てくれた友達にチラシ配りを頼んでしまいました。結構それも楽しんでくれたようで、ありがたかったです。 今回会場の狭さと椅子の用意がないと聞いていたので、小さい楽器の2人が前列にすわり、大きい楽器の3人が後列で立って演奏したため、舞台がなくても客席から奥までがよく見えました。そしてチラシを配ってくれた友達2人が立って見ているのがわかるのですが、私のMCにじれったそうにしているのです。 はいはい、その話題に触れなきゃね。というわけで、 「最近ダルシマーもいろいろなところで使っていただけるようになって、『三毛猫ホームズの推理』でも使われました」といった時の彼らの満足そうな様子。ホントありがとうね。応援してくれて。 今回の曲目、演奏者は変わりますがほぼ同じものを美野里で演奏する予定です。 「風の谷のナウシカ」を見て、そして周りの人たちがその音楽にダルシマーが使われていることに気付いていないと知って、この記事を紹介していなかったことを思い出した。
生明慶二(あざみ・けいじ)さん。この人が昭和40年代からずっと、テレビや映画に流れるダルシマーの音を、ほとんど一人で弾いてこられたのだ。その活躍が、私がダルシマーを始めたのよりもずっと前のことなので、私がきっかけでダルシマーを知った人たちが知らないのも当然だ。 インタビュー 巨匠が斬る! 日本の音楽事情 どうぞご覧ください。 またまた健さんから紹介していただいた動画。
この楽器で一番目につくのが、右側の音が高いということ。 よく鍵盤楽器奏者に言われる「なんで左が高いの?」に答えるというか、作ればよいということだ。 そしてこの動画を見て、聞いて、考えた。 ダルシマーの音を一音変えれば、似たものができるかも。 やってみたのが、この動画。 ジプシー音階とかジプシー短調とか言われる音階がある。 ドレミで言うと、短調なのでラから始めて ラ シ ド レ# ミ ファ ソ# ラ と レ と ソ にシャープがつく。 この音階を特徴づけているのが、ドとレ# ファとソ#の増2度という音程だ。 この音階は19世紀の作曲家たちに、ハンガリー風と思われてよく使われたそうだ。(実際にはハンガリーのものではない。) ダルシマーのd の音をd#にしたことで、この音階の最初の5音が弾きやすくなった。 +が長音階の始まりを示すマーク(私のダルシマーで言えば白)とすると e (ラ) | a (レ) d (ソ) + g (ド) c#(ファ#) | f#(シ) b (ミ) | e (ラ) a → a#(レ#) + d → d#(ソ#) そしてこの5音は、ユダヤの音階である。(参照:茂木健著『フィドルの本』音楽之友社、1998) ダルシマーがいろいろな地域に広まるにつれ、チューニング法を変えてきたということがよくわかる。演奏中にそうそう変えることはできないけれど、一音変えただけで、違う色が聞こえてくるのは面白い。 さて、最初の動画、タイトルはHutsull Tsymbaly from Tjacivとあり、楽器はウクライナのtsymbalyだと書いてある。それではUkraineとtsymbalyでYouTubeを検索したらほかにも出てくるだろうと思ったが、これと同じ右側の音が高い楽器はないようだ。 HutsulはウクライナのCarpathian山脈にあり、音楽とクラフトで有名なところらしい。 → Authentic Hutsul Music from the Ukrainian Carpathians
なんでこんなに集中するのでしょう。
本当に、ダルシマーの時代がやってきたのかもしれません。 亀工房 5枚目のアルバム「・・・with YOU」発売記念ライブのお知らせです。 日時:5月18日(金) 19:30~ (開場18:00) 会場:バック・イン・タウン(新宿・曙橋) 料金:2,625円(飲食費別途) ご予約・お問合せ:03(3353)4655(バック・イン・タウン) そしてさらに、 ~東日本大震災支援コンサート~ ヘブンアーティスト・コンサート2012 日時:5月21日(月) 19:00~ 会場:日暮里サニーホール コンサートサロン 出演:ani×koji (ガイタガレーガ&アイリッシュブズーキ) ※アイリッシュ音楽など シャルキィロマ (ジプシースタイル・サウンド) 大竹英二 (ハーモニカ) 藤枝貴子 (アルパ) ※南米音楽など 亀工房 (ハンマーダルシマー & ギター) 料金:2,500円(前売り) 3,000円(当日) ご予約・お問合せ:090(9668)7238(オフィス亀工房) こちらも面白そう。 ジャーマン・ダルシマーは13日(日)午後と16日(水)夜で、 池袋ジャズ・フェスティバルが19日(土)午後で、 美野里ダルシマ&オートハープ・フェスティバルが26日(土)~27日(日)で、 ビロビジャンwith トシバウロンが6月3日(日) さあ、どうします? 北海道・札幌を中心に長年ハンマー・ダルシマーの演奏活動を続けてきた小松崎健さんのもっとも新しいユニットがビロビジャン。2010年12月に、クラリネットの長崎亜希子さんと結成以来、積極的な音楽活動を展開してきました。なにしろ小松崎さんにとっては、長い間望んでいながらなかなかできなかったクレズマー音楽のユニットなのです。クレズマー(あるいはクレッツマー)とはユダヤの伝統音楽。ユダヤ音楽のすべてにダルシマーが使われるわけではないのですが、私も以前からツィンバール(ダルシマー)とフィドルによるクレズマー音楽のCDを持っていて、とても気になっていました。私の場合、世界のダルシマーを探すうちに、フィドルの近くに多いと気付き、フィドルに注目するうちに出会ったのがクレズマーだったので、クラリネットというのが意外だったのですが、小松崎さんは最初にツィンバールとクラリネットという組み合わせのクレズマー音楽に出会われたようですね。
さてそのビロビジャン、バウロンというアイルランドの打楽器奏者トシバウロンをサポートに迎え、結成1年半ほどでCDを作りました。そのCD発売記念ツアーの初日である6月3日、小金井市民交流センター小ホールでライブをします。世界でも珍しい組み合わせのユニットを聞きに、どうぞ小金井へお越しください。 ビロビジャン with トシバウロン CD発売記念LIVE 日時:6月3日(日) 19:00開演 (開場18:30) 会場:小金井市民交流センター小ホール 出演:ビロビジャン(小松崎健;ハンマー・ダルシマー、長崎亜希子;クラリネット、バスク ラリネット)、トシバウロン;バウロン 料金:前売2,500円/当日2,900円(全自由席) チケットは yt-aoki@excite.co.jp (青木)までお申し込みください。また小金井市内では、自然館でも扱っております。 ![]() 美野里のダルシマ&オートハープ・フェスティバルの前の週にもうひとつイベントがあります。池袋ジャズフェスティバルに、ダルシマー・アンサンブル ハートストリングスが出演するのです。
いいのかな?という声がある一方、ダメなら落とされるからってエントリーしたら、合格でした。 5月19日(土) 16:00~16:20 池袋メトロポリタンプラザビル自由通路です。 公式サイトはこちら → 池袋ジャズフェスティバル2012 ジャズは演奏しませんが、ハートストリングスらしいレパートリーを準備中です。 朝からというより、昨日から大雨。長靴履いて、ダルシマーにポンチョかぶせて、出かけました。
実はなぜか時間を勘違いしていたらしく、ふと気付いたのは、本来駅にいるはずの時刻。あわてて相方にメール、そのメールがあせって打てない。ポンチョも、うまくいかず何度もやり直し、それでもゲネプロの時間には十分間に合ったのでした。 楽屋へ入って相方が用意してくれたサンドイッチをいただき、歯を磨き、衣装を着替え、後は待ち。 今回は欲張らず、新ピチカート・ポルカ1曲だったので、2時間のコンサートの中で出番は3分だけです。 ようやく順番が回ってきて、演奏して終了。 今年でこのコンサートは6回目の出演だったのですが、終演後、思いがけずたくさんの人が楽器を見に集まってくださいました。出演者たちも、写真撮影のためドレスを着たまま試し弾き。なぜか「茶摘」を弾いたり、思いつくままにいろいろな音を出してみたり。ハープの方にも人だかりがしていて、ほかにいくつも輪ができておしゃべりしていて、なかなか写真撮影がはじまりません。その間にテーブルが出され、飲み物と食べ物が並びます。 ようやく一人が声をかけてくださって、写真撮影。その頃にはほどんどのお客様が帰られてしまったので、ご挨拶もできませんでした。そして、おなかもすいてきたし、のども渇いたと思った頃に、なんとあの、小松崎さんの追っかけで有名な川崎のKさんの姿が!ブログ記事を読んで来てくださったとのこと。最前列にいらしたそうなのですが、目の前に友達がいたのに気をとられ、まったく気付いていなかったのです。というか、少し左側のハープの方を向いていたので、ハープの視界には入っていても、私の視界には入っていなかったのですね。 おかげで今後のいろいろなイベントの話をしたり、ドイツのダルシマーのチラシをお渡ししたりさせていただきました。ブログにはまだ書いてなかったコンサートのチケットも買っていただいて。 というわけで、今年は思いがけない展開のGRUPPE WAだったのでした。
私のダルシマー・デュオ、メリー・ストリングス。遠距離デュオでなかなか難しかったけれど、美野里ダルシマ&オートハープ・フェスティバルや、ドイツでの世界大会などに演奏の機会を見つけてきた。もともと彼女にはハープとのデュオがあり、私も小さなハープとのデュオがあったので、遠距離デュオがなくても音楽活動は続いていた。けれど、最後のステージから3年が経ち、ダルシマー・デュオをまたやりたいという気持ちが高まり始めていたところ、今年の美野里に彼女が参加することになった。
早速何を弾く?と連絡を取り合い、楽譜を送る。そして、彼女が美野里に参加するきっかけを作ってくれた演奏者とトリオもやってみたいねという話になる。2人を知っている私としても、ぜひ試してみたいと思う。彼女もトリオだったらこの曲と挙げてくる。それで、それぞれの活動を紹介しあい、トリオの練習もする機会を作ることにした。それが和歌山合宿。 彼女が提案してきたトリオの曲はバッハ。難しいけれど楽しい。最初のうち入れなかったベース・パートが入ってくると、思わず聞きほれてしまって、自分のパートを忘れるほど。何度か合わせ、これから1ヶ月の間にそれぞれが練習すれば、なんとかなるというところまで持って行った。 この成果は、5月26-27日の美野里ダルシマ&オートハープ・フェスティバルで。 会場は、茨城県小美玉市納場の上野牧場、入場料2,000円。 そして、とても楽しかった合宿の様子は、参加した2人が写真入りで詳細を記してくれているので、そちらで。 kurumiさんのハンマーダルシマー合宿 in 和歌山 いなっちぶろぐの29日(日)、30日(月)和歌山リュスモーネに行って来ました!
健さんが紹介してくれた動画。
この動画はずっと演奏している手を映してくれているので、チューニングの違いがよくわかる。 g | c d# | f | b♭ c# | e | a a#? | d | g g# | c | f f#? | b | e e | a | d d | g | c(中央) c |(中央の1オクターヴ下) f# | b b | e | a a | d | g g | こんな感じかな?(実音じゃないです)「?」をつけたところは想像です。 というか、ブリッジ間の関係を1オクターブにチューニングするなら、こうすると使いやすいかもという願望もかなり入っています。高音ブリッジは原則どおりの配置だし、11コースでこれだけの音域が得られるのは良いな。この配置の楽器が欲しくなりました。 dulcimer tuning
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