Polly Wolly Doodle

「名探偵モンク」というアメリカのテレビ・ドラマ・シリーズがある。NHK-BS2ですでに第5シリーズまで放送されているが、先日ケーブルテレビでみつけ第3シリーズを見始めた。

モンクは元警察官。過度の強迫観念にとらわれるようになり現在は私立探偵をしている。彼の事件解決能力は超一流で、元上司が助言を求めてやってくるという一話完結のドラマ。汚いものや、不完全なことに対する強迫観念の強さは、人と握手をした後には、愛用のウェット・ティッシュで手を拭かずにはいられない、公衆電話には触れられないというほどで、常にアシスタントのナタリーが行動を共にしている。

第3シリーズの第3話は、「名探偵ナタリー」というタイトルがついていたが、モンクが風邪をひいて寝込んでしまうという話(もちろんベッドの中から、事件を解決に導く)。ナタリーには娘がいて、そのジュリーが「早く良くなってね」とお見舞いのカードを持ってくる。カードを開くと音楽が流れ出し、その曲がPolly Wolly Doodleだった。カードは開いている間ずっと音楽が鳴り続け、モンクはイライラしてナタリーの制止も聞かずにそのカードを捨ててしまう。

聞くのは初めてだったし、タイトルも覚えていなかったが、ちょっとGolden Slippersに似ていてはるかに単調(Golden Slippersの前半だけで曲が完成しているような感じ)なこの曲は知っていた。Lind Lowe ThompsonのTunes for hammered dulcimerの1曲目にある。彼女はたいていこの曲から始めると書いてあった。Dave Neimanはメリーさんの羊か、きらきら星だったがこのPolly Wolly Doodleも古くからある子供の歌らしい。

日本でも音楽が流れるカードはあり、Happy Birthday to Youを聞いた記憶があるが、日本で病気見舞いに使うとしたら、どんな音楽だろう。けれど病気見舞いにPolly Wolly Doodleというのも、どういう選択なのだろう。


それにしても今回のドラマの結末はちょっと納得がいかない。モンクの家に配達されたピザの箱の指紋を求めて、ゴミ集積場からモンクが梱包したゴミを探し出すのだが、Polly Wolly Doodleが聞こえてきてそれがすぐに見つかるというのだ。あのカードは閉じれば音も止まるのではないのか? 
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by yt-aoki | 2008-11-17 15:03 | ハンマー・ダルシマー | Comments(0)
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