鍵盤楽器

とても興味があったので、図書館で予約し、多分3ヶ月近く待たされてようやく読むことができた本がある。音楽に関するもので、著者は音大を卒業し、長年音楽の指導を続けてきた人だ。

ところがその中に、「木琴のような原始的な鍵盤楽器」と書かれているのをみつけてしまった。どうもこの先生の鍵盤楽器の理解が違うのが気になってしょうがない。

ピアノやオルガンは鍵盤楽器で、アコーディオンもピアニカも鍵盤楽器だが、鍵盤を指で弾くものとは決められない。パイプオルガンやエレクトーンなど、足で操作する足鍵盤もある。

鍵盤とはおそらく鍵=key 盤=boardの訳だろう。つまり平らな台の上に鍵がついている。この場合のkeyとは音を出すための仕掛けだ。それを押さえることによって特定の音を出す。だからニッケルハルパやハーディーガーディ、大正琴についているのも鍵盤だし、アコーディオンの左手のボタンや、ボタン・アコーディオンともいわれるコンサーティナやバンドネオンのボタンも鍵盤の一種だ。

「日本に独自の鍵盤楽器はない」とも書かれていたが、大正琴が日本オリジナルの鍵盤楽器と言える。
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by yt-aoki | 2012-02-12 16:48 | 音楽 | Comments(0)
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