ダルシマー・コンサート

久しぶりに亀工房さんのコンサートに出かけた。今回はBeats of Fairy という関西で活動するグループが一緒。さらにani×kojiという見知らぬデュオも一緒だ。

最初に亀工房の前澤勝典さんが登場してご挨拶。これもかつてないことじゃない?

そして今回のコンサートの趣旨を話して、最初の演奏者Beats of Fairy を紹介する。このグループはアイリッシュバンドというか、オリジナル曲を演奏する。チラシによれば、ハンマーダルシマー奏者稲岡大介とアイリッシュパイパー原口トヨアキが出会ったことにより始まったとのことだが、4人編成で、フィドルとアコーディオンやギター、バグパイプの類が加わる。

途中ギターの原口さんがノーサンブリアン・スモールパイプに楽器を持ち替え、説明があったが、今回はダルシマー・コンサートなのにバグパイプの種類が多い。すでにアコーディオンの森由紀さんがイリアン・パイプスを弾いた後だった。このバグパイプ類の楽器も、ダルシマー以上に地域性があり、さまざまな種類がある。イリアン・パイプスではよくわからなかったが、原口さんの楽器持ち替えの際に、ふいごがはっきりとわかった。

次に登場したのがani×kojiという若い男性2人。このkojiさんが演奏するのが、スペイン・ガリシア地方のガイタガレーガというバグパイプ。こちらはふいごではなく口から息を吹き込む。kojiさんは途中ホイッスルやアイリッシュ・フルートに楽器を持ち替え、aniさんはアイリッシュ・ブズーキと変則チューニングのギターを持ち替え、さまざまな組み合わせでの演奏だった。中でもアイリッシュ・リールが心地よく、最後の曲では会場(248席に50名ほどだったろうか)から手拍子が起こるほど。

そして亀工房。もう20年になるとか。私が初めて聞いたのは、ファーストアルバムを出された2001年頃だったろう。2003年のDave Neiman コンサートの頃からはメールのやりとりもあり、そういえば亀工房から「明日のライブ、入りが悪そうなんです」という緊急告知メールをハートストリングス関係者に転送したら、ニーマン先生から「残念だけど行けない」という返事がアメリカから届いて、大笑いしたこともあった。この10年、変わらないような変わったような、変わらないのは朱美さんの手がよくもあんなに速く動いて打ちはずさないこと、変わったのは勝典さんが「疲れるから座って弾く」? いえいえ、私にはよくわからない電気的な新しいことがあったけれど、何がどうなったのか説明すらできない。

そして終演後に演奏者たちと言葉を交わし、ダルシマー仲間と飲みに行く。ダルシマ話で盛り上がり、「あっ、そろそろ電車が」と帰路につく。いいなあこういう感じ。練習会は午前だし、楽器を持っているから行動に制限がある。先日のハマケンコンサートは主催だったから忙しかったし、深夜でも歩いて帰れるところで飲むのは妙な安心感がある。最近あまりライブを聞きに行ってなかったから、とても久しぶりの「お出かけ」で、楽しかった。逆に、小金井まで「お出かけ」くださる方があるなら、小ホールでの生音コンサートをまたやってみたいと思う。
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by yt-aoki | 2012-03-03 10:27 | イベント・コンサート | Comments(1)
Commented at 2012-03-03 20:35 x
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