第11回美野里ダルシマ&オートハープ・フェスティバル

今年はすごいことになる、すでに開催前からそう予想していた。
主催者の上野さんから、エントリーの確認の電話を受けたとき、他のダルシマー奏者たちの参加状況を教えていただいたのだが、ざっと数えただけで15人は集まりそうだと知ったのだ。初参加も4人いる。一方のオートハープはどうなのだろうかと心配になった。ダルシマ&オートハープ・フェスなのに、バランスが悪くなるのでは? とはいえこれは、ダルシマー人口が増えてきているということでもある。

私のダルシマー・デュオ メリー・ストリングスも、関西から車を出すと言ってくれた稲岡大介さんのおかげで復活することができた。デュオの合わせのため、午前中から2台の楽器を持って出かけたが、相方は以前にも使っている私の予備の楽器を使うことを忘れ、普段の自分の楽器で練習してきたため、そしてほとんど寝ていなかったため頭が働かず、弾けない。ちょっと車で休んでもらうことにした。

その後デュオと稲岡さんとのトリオを合わせ、お弁当その他を買いに行き、1時ごろから昼食。続々と懐かしい顔ぶれが集まり始める。そして2時過ぎてオートハープ諸々サイトの小坂@十勝産さんのソロ演奏が始まってからようやくダルシマ、オートハープ&ギターという編成のリュミエールの打ち合わせ。曲目と、繰り返し回数、誰から出るかなどを決める。なのに私、筆記用具を持ってなくて、すべておまかせ。舞台上でも何だっけ?って聞いていました。その間、YKKATという5名で参加したハートストリングスは、私抜きで練習。Pick & Hammer という上野さんとのデュオも、曲目の確認があっただけ。去年ちゃんとやったから、大丈夫でしょう。

やがて出番は、Pick & Hammer ハートストリングス、全員ジャム、メリー・ストリングスと続き、私は舞台に乗りっぱなし。

誰かが、ダルシマーの台数を数え出し、集めて写真を撮りたいねと言い始めた。夕日も西に傾いている。できれば今日、日が沈まないうちにと上野さんにお願い。次の演奏者を紹介する前にダルシマーを持っている人へアナウンスしてもらう。
c0055046_20591222.jpg

結局それはArthelさんの出番と重なってしまい、彼のきれいな写真日誌を最大数のダルシマーで飾れなかったことがちょっと残念だ。

次の出番はリュミエール。予定では18時からだったが、すでにあたりは暗くなっている。去年初めてライトを浴びながら演奏したが、今年はなぜか暗すぎて、楽譜も弦も見えない。それで後ろからライトを当ててもらったが、演奏中コゴミのバチの影が踊っていた。とても面白いのだけれど、演奏中しか見られない、私しか見ることができないでは紹介のしようがない。

そしてその夜の演奏は、予定より2時間ほど遅れて終了した。

翌朝、関西組が何時に上野牧場を出ればよいかを検討している。昨日のステージの状況から、2時間も遅れるようでは大阪に着いてからの電車がなくなる可能性がある。それでとにかく出発は14時と決めた。

たとえ夜の2時ごろまでしゃべっている人たちがいたとしても、朝は大体8時くらいから楽器の音が鳴り始める。私もチューニング後、18台のダルシマー写真を撮影したあたりに出て弾いてみた。弾き始めると頭上で鳥が鳴く。とても心地よかったがDulciCafeの2人と誰かがセッションを始めたのに気付き合流する。やがて稲岡さんが加わり、稲岡さんのリードでアイリッシュ・チューンを次々と弾いていく。半分くらいは知らない曲だったけれど、メロディー進行からコードを探っていくのが楽しい。

それから今日のステージの相談。人やグループが組み合わされているので、どの枠で誰とだれが何をするかを決めていく。初参加の3人がここでひと枠にまとめられていた。キャリアも活動場所も違うけれど、共通するアイリッシュ曲をみつけられたようだ。リュミエールも再び選曲。以前にやったものなど加え、最後は助っ人を頼んだが、結果はオートハープ・ラバーズ+ハンマー・ダルシマーとも言える。

さて10時からプログラム開始。2番手のTraditional Friendsはバンド名に反してドック青木さんのダルシマー・ソロ。最初は奥様がダルシマーを弾いていらしたのに、最近はご本人の方が熱心。ダルシガール&フレンズはフェス慣れしているあすかさんが、車に同乗してきたお友達にバックパッカーダルシマーを仕込んで16人目のダルシマー奏者にしてしまった。

リュミエールで私のステージが終了すると、コーヒー・テーブルに呼ばれた。そこにいたのは、関西組とあすか組(または道民組)という2台の車で参加した人たち。オートハープを聞きながらしばしおしゃべり。最後の全員ジャムでは、初日に稲岡さんが演奏した日本の曲が選ばれ、午後1時45分、無事フェスは終了した。

※写真たっぷりのブログは稲岡さんのブログほか、こちらのブログもご覧ください。
[PR]
by yt-aoki | 2012-05-30 21:34 | イベント・コンサート | Comments(0)
<< 急告:ビロビジャン・コンサート ヘブンアーティストコンサート2012 >>