ジグの弾き方

私はハンマー・ダルシマーをDave Neimanに習った。一緒に練習する仲間は皆彼の弟子だった。

ニーマン流は、比較的手を交互に使う。たまに8分音符の連なりの中に4分音符が入るようなリズムの場合は、1、2、3、4拍目で利き手の右手を使い、タンタカ タンタカというようなリズムは右 右左 右 右左が良いと勧められた。ほとんどそれが唯一の例外だ。だからこのSwallow Tail Jigの映像にはを見た時には驚いた。



この演奏者は左利きだ。そして全ての強拍を左手にしないと弾けないという。
亀工房のオリジナル曲、ジャーニーを習ったときにも、手順を変えたという。それはステージ上で2人が向かい合って演奏した時、はっきりと見て取れた。2人の動きは鏡のようで、一人の右手が上がるときに、もう一人の左手が上がるのだった。

それにしても、ジグの2、3拍、5、6拍を利き手でない方で連打するのは、かえって難しくないだろうか?と疑問に思ったが、試しにこのやり方で、といっても私は右利きなので、右手を1拍4拍にして弾いてみた。

意外に弾ける。そして、強拍に利き手を持ってきたほうが、リズム感が際立ち、音楽にメリハリができることがわかった。

一箇所、左手主導ならば生じない手のクロス(高音ブリッジの右側を左手で叩き、その次の音を高音ブリッジの左側で右手を使う、あるいはその逆のケースで、これも先生はできるだけ避けるようにしていた)があるが、すばやく手のポジション全体を左に移動させれば良いということもわかった。

もちろんニーマン流で交互に手を使うことは、特に左右の音の差の大きい初心者には必要なことだ。けれどある程度弾けるようになってきた時には、こういう方法も取り入れるとよいだろう。特に初心者のうちは、曲を手順で覚えているため、一度手順が狂うとその先が弾けなくなるという例をたくさん見てきたが、手順を変えるということは、その曲を音で覚えることにつながる。

言葉の説明だけではわかりにくいので、2種類の弾き方で弾いてみた。(後半は変えていない。)


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by yt-aoki | 2012-09-23 18:04 | ハンマー・ダルシマー | Comments(0)
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