Dulce Melos

以前に鍵盤付きダルシマーという記事を書いたことがある。⇒こちら  

昨日その復元楽器を見ることができた。
日本チェンバロ協会主催の「チェンバロの日!2016」、
場所は東京世田谷にある松本記念音楽迎賓館。
どこで見たのだったか、
「中世の鍵盤楽器 クラヴィシンバルムの考察」
というプログラムがあることを知った。

クラヴィシンバルムがチェンバロとどう違うのかを理解していなかったので、これはよいチャンスと思った。それにクラヴィシンバルムの話ならばズヴォレのアルノーの話に違いないし、もしかしたらドゥルチェ・メロスに関しても触れてもらえるかもしれない。それだけの期待だけで部屋に入ると、
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いきなり!目の前に復元楽器が現われた。

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12コース24本の弦を張り、左から4:2:1に区切る。弦の長さが半分になれば、高さは1オクターブ高くなるから、こうすることで3オクターブの音域になる。これがドゥルチェ・メロスとアルノーが記した楽器。

製作者は久保田彰さん。ただし残念なことに、調律できないのだそうだ。

確かにダルシマーのチューニングでも、高音ブリッジの左右がうまく5度にならないことがある。2分割なら片側を押したりブリッジに乗せなおしたりすることもできるが、3分割ではそうも行かないのかもしれない。
それでも、見ていた図が形となって現われるのは、とてもうれしかった。

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by yt-aoki | 2016-05-15 13:00 | 歴史 | Comments(0)
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