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亀工房+ハード・トゥ・ファインド

日曜日の夜、亀工房とハード・トゥ・ファインドが共演する「ハンマー・ダルシマーの魅力」というコンサートがあった。クラブのメンバーだけでなく、これから練習を始めようとする人たちも誘って出かけた。

その日、昼間はパシフィコ横浜での楽器フェアに出かけていた。2年前にも思ったが、これだけ広い会場を歩き回って、私が演奏する楽器も、同族の楽器も1台もない。出品されてないことを確認するために行ったようなもの。4年前にはハックブレットが2種類出ていて、それをきっかけに私はハックブレットを買ったのだけど。

さてその、日本ではマイナーとすらも言えないくらいマイナーなハンマー・ダルシマー。それを使って演奏活動をするグループはいくつかあるが、亀工房とハード・トゥ・ファインドはその中でも有名な2つ。どちらもCDを出している。

亀工房はギターとダルシマーのデュオ、ハード・トゥ・ファインドは、ダルシマー、フィドル、ギターなどのアンサンブル。これまで亀工房は何度か生で聞いているが、ハンマー・ダルシマー界では超有名なハード・トゥ・ファインドを生で聞くのは初めて。どちらもそれぞれの趣がある。しかし今回の「魅力」はなんといってもそれぞれのダルシマー奏者の”激突”(これは亀工房さんの表現です)。

亀工房が演奏し、ハード・トゥ・ファインドが演奏した後、2台のダルシマーの演奏があった。これがなかったら、怒るよ!というくらい重要な演目は、CarolanのSheebeg and Sheemore。

良いわ~! 2台のダルシマーは自分でも経験があるが、他人のを聞くのはクラブの中でだけ。演奏活動している人たちのデュオを聞くのはこれが初めて。2台の微妙なチューニングのずれまで含めて(決して演奏者のチューニングが悪いと言っているのではありません。この楽器は、長い時間舞台照明の下に置いておくだけで、狂ってきてしまう宿命にあるのです!)、そのうなりも心地よい。やはり目指すはこれ! 

ますますクラブの活動を盛んにしたいと思って帰ってきた。
by yt-aoki | 2005-11-10 00:35 | イベント・コンサート
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