ジャズ・ピアノ

3月22日、都心のホテルのスカイ・ラウンジに、ジャズ・ピアノを聞きに行った。人生50年で初めての体験。

以前に「同窓会?」と書いた小学校時代の友人仲間のひとりが、ジャズ・ピアニストだったのだ。彼女のことは、同じクラスになったことがなく知らなかったが、その日がそこでの最後の演奏と聞き、行くことにした。何人かの1年ぶりの顔ぶれと、数年ぶりあるいは30年ぶりの多彩な人たちが集まり、なかなか楽しいひと時だった。もちろんそれだけでは、ここに記録したりしないだろう。

長い間、ダルシマーとピアノは合わないと思っていた。そういう演奏のCDを聞いたこともあるし、初心者のレッスンでは、ピアノ伴奏をつけることも考えるのだが、多分楽器の大きさに負けるからではないかと思う。例えばハンガリーのツィンバロムは、オーケストラと一緒に演奏できるよう改良された楽器だ。中国の揚琴も中国楽器のオーケストラの中で演奏できる。それに対してハンマー・ダルシマーは、おそらくかなり古い形を残した小さい楽器で、クロマチックな音の進行になじまない。私はハンマー・ダルシマーに関しては、単純な楽器にこだわり、一番小さな楽器で弾ける曲を探してきた。弾きたい曲にあわせて楽器を大きくするより、楽器のもつ限界の中できれいに聞こえる曲を弾きたいと考えてきたのだ。

それなのに、彼女とベースのデュオを聞くうち、私もこの演奏に絡みたいと思い始めた。
最初の30分のステージは、ほとんど知った曲がなかったが、その演奏中ずっとそのことばかり考えていた。どうしたら出来るだろう? まずa=440という問題がある。最近のピアノはほとんど442だ。チューニングをし直して、別のアンサンブルを組むためにまた戻すのは考えるだけでぞっとする。

演奏が終わった彼女に話してみたら、440のピアノもあるという。「いいねいいね、絡んで。ピアノ・ダルシマーで」。

そうだ、ピアノ・ダルシマーなら出来るかもしれない。弦の数も少ないし、クロマチックだ。
しかしわずかな間に、カントリー、フォーク、ジャズとやってみたいことが増えている。
ちょっと手を広げすぎかもしれない。
[PR]
by yt-aoki | 2007-03-24 07:59 | Comments(0)
<< 先輩たちにお知らせ バラエティーサロンコンサート終了 >>