オカリナを聴く

先月のチャペルコンサートの際、プログラムと一緒に入っていたチラシは、オカリナのコンサート案内だった。もしやと思って、打弦楽器見本市でピアノ・ダルシマーと一緒にオカリナを吹いてくれた方に尋ねると「私の師匠」という。それではもう一度、平日昼間のコンサートに行ってみようと思い予約した。

それほどひどい雨でもなく、暑くもないので駅から歩いてみたが、到着してみると思いのほか客席が埋まっている。やはりツィンバロムよりは知名度が高いだろうなどと思ってしまう。こういうとき、特に一人だと良い席よりも隅の方の席を選ぶ傾向にあり、斜めに演奏者を見られる席を選んだ。

時間になりピアニストが入ってきて、アヴェ・マリアを弾き始める。やがてオカリナ奏者が、会場後方の出入り口から、演奏しながら入ってくる。なるほど、真ん中の通路際が特等席というわけだ。舞台まで来て楽器を持ち替える。オカリナは音域が狭いので、楽器を持ち替えて演奏するのが普通だそうだ。それが、3オクターブの音域で、重音の出る楽器が開発され「それを初めてプロとして使ったので、ちょっと有名になりました」と言ってソロで吹いた「コンドルは飛んでいく」がすごい。

私には時々ピアノがうるさく感じられたが、ピアニストも伴奏にアレンジを加えているらしく、オカリナもそれに煽られていたらしい。コンサートのタイトルが「オカリーナの新しい世界」とつけられていたが、たしかにさまざまな世界を見せてくれて、とても満足。

終演後、ロビーにたむろしていた一群から「消防法」という言葉が聞こえた。満席!

駅へ向かいながら、なぜだかとても練習がしたくなり、帰宅するなりピアノ・ダルシマーに向かい、新しいアレンジを始めた。

演奏家ではない私を刺激したオカリナ奏者は、大沢聡さんという。
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by yt-aoki | 2007-07-04 19:47 | 音楽 | Comments(0)
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