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楽譜と練習

昨日突然、楽譜を作りたくなった。バッハのインベンションから1曲、いつか弾くために。
それを作っているうちにもうひとつ思いついた。去年散々だったBadinerieもやり直そう。

聞き知ってはいても、自分で弾いたことのない曲の、伴奏パートというのはよっぽど練習しなければ弾けない。しかも渡されたパート譜だけで練習したが、実はパート譜というのも苦手。もう一度そのスコアを作り直そう。

そうしてスコアにしてみると、この音は1オクターブ下にある、この音はメロディーと重ならないようにしようと、わたしヴァージョンができてくる。ついでにメロディーも、この部分は1オクターヴ高くできるとか発見がある。

今日の夕方、パソコンの前で、やっていたことの行き詰まりを感じたとき、突然練習をしたくなった。この夏、本当は他にやることがあるのに。でもまとまった練習もできないのだから、思い立ったときに弾くべきだと始めた。

弾いているうちに気がつく。ある人がこの曲を弾きたいといって楽譜をコピーしていったが、その人の楽器ではこれは弾けない。でも4度上げたら弾けそうだ。ない音が1つだけあるが、それは作れるだろう。そういうわけで、2部のスコアからメロディーを抽出し、E minorの譜面も作る。楽譜ソフトを買い換えることも考えていたが、とりあえず昨日音符をひとつずつ配置し、1曲仕上げてあったので、そういうことは簡単、なんだけど、やはり何箇所か音域をずらさなければならない。上げる、下げるの移調設定はできても、この音域の範囲内でというのはないものな。

2週間前にも突然思いついて「夏の思い出」を3部で作った。その時には歌詞付きのメロディー譜も作ったから2種類。そして今回バッハがInventionとBadinerie arranged by K, Badinerie arranged by K+α, Badinerie melody in E minorと4種類。

なんだかこの夏はこちら方向にあるらしい。
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by yt-aoki | 2006-08-21 21:22 | ハンマー・ダルシマー | Comments(0)

オートハープ

今日は久しぶりにダルシマー漬けの1日。
午前中練習会、午後協会の理事会、帰宅してクラブのニュースレターを書き、理事会報告をMLに送る。

けれど今日のタイトルは「オートハープ」。

数日前突然ある方からオートハープのCDが届いた。
スミソニアンのCDだ。
お仕事でアメリカに出かけられ、お忙しい合間にみつけて買い、帰国してから宅配便で送ってくださった。よくわからないけれど、私方面の楽器だろうと思われたとのこと。

今年はオートハープの年?
オートハープ奏者と知り合い、別のところでも関係する話をし、そしてCDが手に入る。
本当はタイのキムのはずだった。次に書くべきことはタイのキムで、その次がベトナム。
そう思いながら未だにその2人とコンタクトを取っていない。

ただ少し気になっていることがある。
ダルシマーは打楽器に分類しているところもあるようだが(実際演奏に入りやすいのは打楽器奏者だ)、私は弦楽器だと思っている。
そして弦楽器の中でもツィター属に分類される。

ツィター属とは、音楽之友社の「音楽中辞典」の解説を引用すれば「胴の両端間に、胴面と平行に弦を張る楽器の総称」だ。一般的には共鳴箱の上に弦を張り渡した楽器で、もっとも身近な例を挙げれば日本の筝と同類ということだ。(その昔、私がZitherについて書いてある英語の文献を読んでいたとき、ある若いアメリカ人が、Zitherとはこの世でもっともまれな楽器だと言い放った。日本には筝があり、ドイツのツィターも映画「第三の男」以来有名になっていることを知らないのだろう。英語で反論するだけの能力もなかったが、あきれて相手をする気にもなれなかった。)

ダルシマーは弦を打つ楽器であるが、その近くには弦をはじく同じツィター属の楽器がある。

古い例を持ち出せば、音楽史の本の中にあるプサルテリーとダルシマー。
この2つは時には区別されずに扱われる。

アメリカでは、マウンテン・ダルシマーとハンマー・ダルシマー。
どちらも同じような音楽を演奏しているらしい。

ドイツ系の国では、ハックブレットとツィターだ。
この2つは一緒に演奏され、相互に興味を持つ人たちがいる。

日本ではダルシマー&オートハープフェスティバルがある。
オートハープも、コード・バーという特殊な機構を持っているが、構造的にはツィターを発展させたものだ。

日本打弦楽器協会では、中国の揚琴と古筝という組み合わせがあった(これが一般的なものかどうかはしらない)。私もハンマー・ダルシマーと筝とのデュオを試してみたが、面白かった。

しかし筝をべつとして、どれも地味で目立たない楽器。
だからこそ、多分、よく間違えられる。
「あなたの楽器って、第三の男のだっけ?」

ダルシマーを知ってもらうためには、構造的にこんな楽器と近いのですよ、という紹介も必要かもしれない。そのために自分が演奏しない楽器の知識も増えていく。
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by yt-aoki | 2006-08-13 23:18 | 楽器 | Comments(0)