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8月の自然館

毎週水曜日、12時半ごろから自然館でBGM演奏をしてきましたが、8月はお休みします。
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by yt-aoki | 2008-07-26 00:31 | イベント・コンサート | Comments(0)

スタイル

音楽ジャンルにはそれぞれ固有のスタイルがある。スタイルと言ってしまってよいのかどうか十分に検討したわけではないのだが、同じ曲でも、一部メロディーが違っていたりするのだということを初めて知ったのは、何年か前、美野里で夜遅くまで演奏していた時だった。オールド・タイムとブルーグラスだったかカントリーだったか、そこの部分はこちらではこう歌うんですよという話を聞いた。クラシックという世界で育ったものには、「そうなんだ」とまだ、わかったようなわからないような話だった。

それを実感したのは、先日アマチュアのブルーグラス・バンドの演奏を聞いたとき。
よく知られたビートルズ・ナンバーでも、彼らの演奏はブルーグラス・スタイル。それは楽器の特性なのかアレンジの仕方なのか、私が知っているものとはちょっと違っていた。

そして昨日は、友人のジャズ・ピアニストと一緒に演奏してみた。一度一緒に演奏してみたいという私の希望にこたえてもらったのだが、そう、私はジャズがよくわかっていない。ジャズの歴史がわかるCD10枚セットのアンソロジーを持っているが、それを何度か聞いた経験と、NHK趣味悠々を2ヶ月間見たという経験だけ。それにそもそも持って行ったダルシマーはダイアトニックでジャズには不向きな楽器だ。(ピアノ・ダルシマーならできるねって話していたが、最近ほとんど弾いてないので。)だから彼女が弾く中に、ダルシマーで単純にメロディーを入れただけ。たとえメロディーだけにしても、もう少しジャズっぽくした方がよいだろうと思うが、とにかく初めての試みを楽しませてもらった。

最近さまざまな楽器と交流させてもらい、それぞれの楽器の特性というものを考える。フレットのある弦楽器のメロディー進行、開放弦をはじく楽器でも、進行によっては次の音を弾くときに前の音が消音される場合があること。そう考えながら見てみると、ダルシマーに不向きな曲というのもわかってくる。例えばツィターの名曲「第三の男のテーマ」もダルシマーと間違えられることがあるが、あれはフレットのあるツィターという楽器だからこそのメロディー進行だ。(ダルシマーで弾くと、弾きにくいだけでなく、音もにごる。)また、他の楽器では自然なコード進行も、ダルシマーでは最悪の結果になることがある。

ダルシマーでどんな曲でも弾けるようにと楽器を大型化すれば、必然的にダンパーが付けられることになる。でもそれとは逆の方向、小さくて、音に制約があって、いつまでも音が残る、そんな楽器を生かすには、時には使いたいコードをあきらめなければいけない。メロディー進行も適切な曲を選ばなければならない。一方でそういう曲を探しながら、ジャズも弾いてみたくなる。ちょっと欲張りすぎかな。
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by yt-aoki | 2008-07-22 22:31 | ハンマー・ダルシマー | Comments(3)

他の楽器とのアンサンブル

ハートストリングスでは一度、フィドルと一緒に演奏したことがある。ダルシマー7台での曲に加わってもらった。そのフィドル奏者も当時同じ学校の仲間だった人たちも、卒業して東京を離れてしまった。

フルートとチェロとダルシマーという組み合わせもあった。職場の送別会の余興。
筝とダルシマーも、2004年に一度合わせたきり。またやってみたいのだが、思っているだけではできない。多分、曲目と練習する日程を決めないからできないのだろう。

その後ピアノ・ダルシマーで、ヴィオリラと合わせた。オカリナに加わってもらったこともあった。ピアノ・ダルシマーと揚琴も試した。普通のダルシマーと揚琴でも良いのだが、どうしても揚琴を伴奏楽器にしてしまう。

次がオートハープとダルシマーとギター。ダルシマーとギターは亀工房さんやDulciCafeさんたちがやっているから、合うことはわかっている。オートハープとダルシマーを考えたときに、それだけでは音域的にもたよりないので、ギターに加わってもらった。この編成での曲は、アメリカン・トラッドといった感じになる。

そしてライアー。ドイツ語でLeierは英語でlyre、リラ?
古代ギリシャでも使われていたハープのような楽器、なのだけれどここで言うライアーは、20世紀にシュタイナー教育の中から生まれた新しい楽器。3オクターブで弦はクロマチックに張られている。楽器は小さく、音も小さい。だからライアーとの演奏ではダルシマーの音も小さくなる。けれど相手の音を聞きながらゆったりと合わせていると、穏やかで優しい音空間が出来上がる。ライアーは決して舞台の上から客席に向かって「さあ、私の音楽を聴いてください」と叫ぶものではない。部屋の隅から軽やかな音が聞こえてきて、誰が何を弾いているのだろうと耳をすませるような、そんな音楽を作り上げるのにふさわしい楽器だ。そして多分、弾いている側のほうが心地よく感じている。こんな音楽があるということを人に伝えたいけれど、その場を作るのが難しそうだ。小さな空間で、少しずつ広めていくしかないのかもしれない。

同じ弦楽器でもハープになると大きく音量もあるので違った感じになりそうだし、木管楽器とも合わせてみたい。そんなさまざまな楽器との組み合わせを探るために拡大練習会を始めた。

次の練習会は、8月31日午後1時から5時まで、杉並区・永福和泉地域区民センター第四集会室で行われる。
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by yt-aoki | 2008-07-15 14:40 | ハンマー・ダルシマー | Comments(0)