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4月の自然館

4月の自然館は木曜日です。
12時半ごろから約1時間、BGM演奏いたします。(ハープは2日、23日に登場します。)
※30日は団体貸切となりました。 (4月16日追記)

つまり今週は月・木の2回で、しかも明日の火曜日はルネ小平でのコンサート本番です。


※5月の予告※
5月2日(土) 14:00~ MUSICASA で開催されるGruppe 和 サロン・コンサートで演奏させていただきます。このコンサートでの演奏は3回目になりますが、今回はこの半年、自然館で月に2回一緒に演奏してきた森さんのハープとのデュオです。自然館ではほとんど即興で合わせていますが、MUSICASAでは、きちんと構成されたものを演奏いたします。
料金は1,500円(ドリンク付き)。ゴールデン・ウィークがお閑な方、どうぞお越しください。
チケットはyt-aoki@excite.ne.jpでも受け付けております。

また5月末には、メキシコで開催されるCimbalom World Congress(世界打弦楽器大会)に参加します。
メキシコの楽器はSalterio(サルテリオ)といい、指につけた爪ではじく楽器ですが、楽器の形はほとんどダルシマーと変わりません。前回のドイツ大会ではMerry Stringsで演奏しましたが、今回は、ハックブレットやツィンバロムと一緒に演奏します。
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by yt-aoki | 2009-03-30 11:33 | イベント・コンサート | Comments(1)

またひとり、友が逝った

ダルシマーを始めてから、そして特にこの1、2年仕事を辞めてから、離れていた人たちと再会するようになった。また、仕事をしていたときには顔見知り程度だった人と、メールのやり取りをするような関係に発展することもある。
ダルシマーは私と人をつないでくれている。

そんな関係で今、中学・高校時代のクラスメートの合唱練習につきあっている。そこでの私は昔と同じ、伴奏ピアニスト。その練習会で、アメリカに暮らす友の死を知らされた。彼女ともまた、ダルシマーが縁でメールを交わすようになっていたのだ。

1年遅れで彼女と同じ大学の同じ学科に入ったので、大学時代もあまり会うことはなく、卒業後の消息も知らなかった。それが2001年の夏、Dulcimer Players Newsに私の
Sakuraの楽譜が掲載されたとき、友人の一人がアメリカにいる彼女に知らせてくれた。そして彼女から、記事を読んだ、自宅にあったマウンテン・ダルシマーで弾いてみたとメールが来た。そのメールで初めて彼女が1992年に「笙の手移りの実際」という修士論文でUCLAを出、その後民族音楽学からは離れていたが、近年になってGarland World
Music Encyclopedia 「東アジア編」の編纂に関わるようになったことをなどを知ったのだ。そしてその年の冬、お嬢さんを連れて一時帰国した彼女と再会。飼っているという、りりしいウサギの写真を見せてくれた。

その直後、たまたま仕事で古書を買ったアメリカの古書店の店主が、以前UCLAの図書館司書をしていたとわかったので彼女に知らせたところ、とてもよく知っている人で思わず電話をしたというメールもあった。

そして2年前、退職を知らせるメールを送ったところ、懐かしく思いCD付きのハンマー・ダルシマーの楽譜集を買ってきて聞いてみた。なかなかチャーミング。もし持っていなかったらプレゼントすると楽譜を送ってくれた。そのときのメールに「2年ほど前に体調をくずし」とあったが、その頃癌の手術をしたのだろう。

たった6通の彼女からのメールを読み返し、今になって、音楽の仕事をしていたのならその仕事ぶりがわかるのではないかと<Miri Park Ethnomusicology>で検索してみれば、確かに、ロサンゼルスの雅楽グループで笙を吹いていたこと、Ethnomusicology誌の記事などがみつかる。

一度音楽から離れ(一時は飛行機の切符を売っていたと書いてあった)、それでもなんとなく音楽学周辺の情報は入ってきて、また少し音楽に近づく。私と彼女は音楽との距離感という点で、似たようなところがあったのかもしれない。

3月21日に舞台で讃美歌を歌うグループは、もう一人の亡き友ドリちゃんの遺品のトーンチャイムを演奏する。きっとドリちゃんは聞いてくれると思っているが、病んだ肉体から離れたみりちゃんも日本に来られるね。みりちゃん、私達の音楽を聞いてね。
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by yt-aoki | 2009-03-19 13:51 | Comments(1)

亀工房+1

久しぶりに亀工房さんのライブへ出かけた。場所は西荻窪のサンジャック。
昨年小松崎さんを追っかけ、その後山口智さんを初めて聴いた店だ。

久しぶりに「近いところ」ということもあったが、それ以上に興味を引いたのは、プラス1の部分。閔賢基(みん・けんき)さんのヴァイオリン。この人の紹介が 「ジプシー & アラブ系ヴァイオリニスト」 とあり、ジプシーはともかくアラブ系のヴァイオリンとはなんぞやという興味があった。(亀工房さんと合わせるのに、アラブ系の曲はないだろうとも思ってはいたのだが。)

さて、1st ステージは亀工房さんだけの演奏、2nd ステージで閔さんが加わった。彼らの出会いは3年前の豪華客船だったとか (そのときの出会いにより、彼らはベリー・ダンサーと一緒のライブをしている)。そうか、そういうことだったのかと、バック・イン・タウン(ここも小松崎さんを追っかけた)のライブを思い出す。

演奏曲目は、The Butterfly, The Blarney Pilgrim, Road to Lisdoonvarna,
Lord Inchiquin, Morrison's Jig など聴きなれたアイリッシュばかり。そしてところどころに閔さんが入れる対旋律というかオブリガートが心地よい。もともとクラシックを勉強されていたようだ。そこに「入れなかったというかはみだしたというか」・・・に共感する。そしてフィドルが入るといいなあと思いながら帰宅。

2日経ち3日経ち・・・。だいたいいつもそうなのだが、2、3日経つといろいろな旋律がよみがえってくる。そして突然、思い出したアイリッシュを弾きたくなる。

ダルシマーのレパートリーにはアイリッシュが多い。ただ、アメリカ人に習ったアイリッシュは、本場のアイルランドのリズム感とは違うアメリカナイズされたものという意識があったので、そしてそのアメリカナイズされたであろうアイリッシュでは、本物のアイリッシュを愛好する人たちには受け入れられないかもしれないという思いがあったので、あまりアイリッシュは演奏してこなかった。 ダルシマーだけで、リズムを刻む楽器なしに演奏するのも違うだろうという思いもあった。でももともとリズミカルな踊りのための音楽は大好きなのだ。

ハープとだったら可能かな?
そんなことを考えたので、今年は私もアイリッシュを弾くことになるかもしれない。
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by yt-aoki | 2009-03-11 03:13 | イベント・コンサート | Comments(0)