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7月8月の自然館

7月の自然館でのBGM演奏は、水曜日です。
12時半ごろから1時間ほど。
ハープとのデュオは15日と29日の予定です。

8月の自然館は昨年同様お休みします。
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by yt-aoki | 2009-06-29 23:12 | イベント・コンサート | Comments(0)

両面ダルシマー

ダルシマー作りで一番の問題、楽器のそりを防ぐために、裏側にも弦を張ってしまってはどうかと言い出した人がいた。練習会の後、食事をしていた時のことだ。実際昔、学生さんたちが作った楽器が船底のようになっていたことを思い出す。

「でも、両面張ったらテーブルの上に置けないじゃない。スタンドを工夫しなきゃね。」
「だったら、普段手前にしているところに足をつけて、垂直に立ててしまう? そうしたら太鼓のように両面からたたけるわ。」

そんな話をしていたその日の午後に見た楽器がこれ。

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四角いお琴?

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実は裏側にも弦が張ってある。両面使う楽器がすでにあったとは。
これは、コト・モノコードといい、日本の琴をヒントにヨーロッパで生まれた楽器だそうだ。
そして本当はこのようなスタンドに乗せるのではなく、回転させて演奏するのだとか。
それにしても、モノコードといえば1本の弦のはずなのに、このたくさんの弦はどういうことだろう。

探索するうち、こんなサイトが見つかった。すべての弦を同じ音にするらしい。他にも制作している人がいる。こちらには、楽器の上に寝て、下から弦をかき鳴らしている写真があるので、療法的に使われているようだ。

コト・モノコードの裏側の弦はすべて同じ高さではなかったが、多数の弦を同じ高さに合わせてそれをかき鳴らすだけで、たくさんの倍音が聞こえてくる。YouTubeにもたくさんの動画があるが、Handmade Monochordというタイトルのものでよくわかるだろう。しかし私にはこれは、楽器というより瞑想や癒しのための装置のように思えるのだがどうだろうか。
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by yt-aoki | 2009-06-26 01:32 | 楽器 | Comments(1)

カンテレ・ワークショップ(3)

(2)の最後、バンドゥーラの装置は、調を変えるためのもの。
バンドゥーラもライアーも、弦を交差することでクロマチックな配列になっている。

どういうことかというと、それを示すのに適当なのがハープのクロス・ストラングかもしれない。

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このハープの奏法については所有者に聞きそびれたが、バンドゥーラもこういう張り方をしてある。そして、バンドゥーラの場合はハープのように両面から弦に触れることができないので(サウンドボードの上に張り巡らせてあるため)、このハープを床に寝かせたと想像してほしい。楽器の下の方の弦をはじけば鍵盤楽器の白鍵の音、上の方をはじけば黒鍵の音が出ると考えてよい。

ライアーの場合は、弦が交差する点から上だけを使っていると考えればよい。c0055046_23551647.jpg
右手で弾く楽器の表側が白鍵の音、左手で弾くのが黒鍵の音になる。ただし左手で弾くためのスペースが小さいため、あまり複雑な動きはできないようだ。
そしてこのライアーとハープ、同じように縦に並んだ弦を指で奏するが、奏法が全く違う。ハープは指を丸めて弦をはじく。ライアーは弦と並行に指を伸ばし、隣の弦まで指を滑らせる。

もうひとつ、お互いに楽器を交換しあうことでの発見があった。c0055046_031746.jpg
ハープとライアーは、手前が高い音。バンドゥーラは手前が低い音。
そう、だから私もハープに触れたとき違和感を感じたのだと、ギターを弾く人の発言で気づいた。ダルシマーも手前が低音だが、ギターも手前(上というか、親指側といえばわかりやすいか)が低音だ。その人はハープを逆に構えて弾いたのだが、支柱側にもサウンド・ボックスをつけて、どちらからでも弾けるハープを作ってはどうかという話まで出るほどこの話題で盛り上がった。

今回はカンテレのワークショップであったにもかかわらず、この光景はすごい。
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しかもこれらの楽器の、素人にはわからない違いを説明してもらえるという、本当にまれなる機会だった。

2日間の日程で、2日目は別件もあっていつものハンマー・ダルシマーを持って参加。
バンドゥーラ奏者がライアーに興味を持って弾き始めたころに帰らなければならなかったが、面白い2日間だった。

それにしても、そもそもの発起人たるカンテレさんが、カンテレに興味を持ってくれる仲間を得たのかどうか、ちょっと心配。
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by yt-aoki | 2009-06-23 00:32 | 楽器 | Comments(0)

カンテレ・ワークショップ(2)

カンテレはもともと5弦の楽器だったと書いたが、バンドゥーラなどと同様大型化する。
そして、音の高さを半音高くするような装置を持つようになる。

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さらに

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シターの場合は、コードを切り替える装置がこれ。

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バンドゥーラは

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by yt-aoki | 2009-06-22 23:17 | 楽器 | Comments(0)

カンテレ・ワークショップ(1)

フィンランドの弦楽器、カンテレのワークショップに誘われた。

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以前に参加したことがあったが、今回はフランスのシター、ウクライナのバンドゥーラ、ライアーなどクロマチックの弦楽器が集まるという。それならば、クロマチックのダルシマーはどう? というつもりで、ピアノ・ダルシマーを持って参加することにした。そして、カンテレ・ワークショップなのに、触ったのは、シター

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バンドゥーラ

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by yt-aoki | 2009-06-22 22:29 | 楽器 | Comments(0)

8th Minori Dulcimer & Autoharp Festival

メキシコでの世界大会に参加できなくなり、その代わりの最大の行事が5月30日、31日という2日間に詰まっていた。3月に亡くなった友を偲ぶ会と、第8回美野里ダルシマ & オートハープ・フェスティバル。

友を偲ぶ会は、私達が音楽仲間であったことから、音楽で送るという趣旨。アメリカからご主人とお嬢さん、横浜に住むお母様と妹さん、そして今年の1月に亡くなった弟さんのお嫁さんと中学・高校時代の担任の先生3名を含めておよそ50名が集まり、たくさんの歌を歌った。ダルシマーも弾いた。たくさんの写真が飾られ、心温まるスピーチがあり、最後に彼女のお母様から声をかけていただいて、私はここに来なければならなかったのだと強く感じた。スタッフのひとりとして最後の片付けまで付き合い、それからJRで羽鳥駅へ向かう。いつもは電車内が読書タイムなのに、いろいろな思いが渦巻いて、とても本を読むどころではなかった。

車内でメールをして私達の出演時間を聞く。ハートストリングスが17:20で私は19:40、ただし30分ほど遅れているとのこと。羽鳥駅まで迎えに来てもらうつもりだったが、出演時間に重なってしまいそうだ。それで駅からタクシーに乗ったら、ハートストリングスのひとつ前のグループが演奏しているところだった。この方達、北海道からの参加と後から聞いた。そして今回のハートストリングスは、初めて組む2人。他の組み合わせはときどきあったが、この2人(K&K)の組み合わせは初めてだった。前回の練習会の後、自主練習もしていたのであまり心配はしていなかったが、聞けてよかった。大丈夫、2人だけでも、いつものハートストリングス・サウンド。

そしてオートハープ・ラバーズさんたちをちょっとだけ聞いて全員ジャムの準備でチューニング。その間、20周年記念の2枚目のアルバムを出したFairy Doctorさんたちや、ドック青木さんご夫妻とお会いする。どちらもすでに演奏を済ませてしまっていたようだが、久しぶりにお会いできてうれしい。そして馬小屋の壁面いっぱいに楽器を並べて全員ジャム。

岩村沢也さんがここに参加するのも久しぶり。昔は学生さんたちと来ていたが今回は一人。アイリッシュなどよく聞かれる曲のメドレー。私のソロというのもここでは初めて。よく知られた曲をあちこちはずして即興編曲してしまった。そしてやはり久しぶりのアルペン・ローザでは、突然曲調がドイツになる。最後は皆勤賞のDulciCafeさん。ニッケルハルパも登場させ、アイリッシュ、スウェーディッシュと飛び回る。すべて終了したのは11時20分。終わってからラーメンを食べに行こうとした仲間は、麺がなくて食べられなかったそうだ。

日曜朝のプログラムは10時から。チューニング後時間があったので、昨日偲ぶ会で歌った歌を弾いてみる。そしてハートストリングスは、昨夜到着したメンバーを加えて4人で舞台に立った。新しいことはできないので、昨日のプログラムに後ろから音を足していく。ソロ曲にもエコーのように装飾を加え、なかなかいい感じ。プサルテリウムの井原さんが楽器紹介に来たので、曲名を聞いてちょこっと伴奏。その後常連さんたちの演奏が続いて最後に全員ジャム。終了したのは2時ごろだったか。

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31日のお昼ごろはこんな感じだったが、皆が引きあげた後大雨が降ったそうな。私達も高速道路で大雨に会い、撤収の時じゃなくて良かったと思った。

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ステージ前のダンス・フロアもきれいになったし、来年は野外でできるといいですね。
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by yt-aoki | 2009-06-01 00:27 | イベント・コンサート | Comments(1)