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静岡にも!

2年ぶりに参加した静岡オートハープ・ギャザリング。
いきなり驚かされました。

今年はちょっと出遅れて、すでに演奏が始まっている時間に到着したのですが、荷物を置こうと部屋に入ったら、バックパッカー・ダルシマーが3台にDusty StringsのD10が1台置いてあったのです。もちろん私が借りる予定のMasterWorksとは別にです。

いつの間に?

2年前のギャザリングの感想に、「静岡にはもう一台ダルシマーがあると聞いています。ぜひこの地でオートハープと合わせて使っていただけたらと思います」と書いたら、(陰の声・・静岡にはハンマーダルシマーが後2台ありますネ)とあったけれど、バックパッカーの話は聞いてませんでした。

今回何を演奏しようか考えていたときに、いつものように楽器を借りて弾ける曲を弾くか、South Windとしてアレンジした曲を弾くか迷ったのですが(アレンジ曲は、D35を持参しなければならない)、借りて弾くけれど、最近見直しているバックパッカーを持っていくという結論になったのです。それは、静岡ではまだバックパッカーを見てないからという理由もあったのですが、すでにあったとは。

そして夕方、静岡ハンマーダルシマーアンサンブルが登場しました。
総勢6人。
動画がアップされているので、ご覧ください。



指導していらっしゃるのは、Dusty StringsのD550を弾くこの方。



ずっと隠れて弾いていたとおっしゃっていましたが、静岡にも拠点ができて本当にうれしいです。
多分私より長く弾いていらっしゃるようですが、お会いできてよかった。

今年の静岡オートハープギャザリングは、2年前にお会いした時には一五一会を伴奏に歌う人という印象しかなかった会津里花さんが、素敵なベーシストだと知ったり、Charles Whitmerさんの低い声にオートハープの高音が絡む美しさを再発見したり、オートハープとハープという組み合わせがダルシマーとハープに似て良いということを知ったり、とても濃厚な2日間でした。

翌日も、ヘイスの「冬の星座」をというので合わせようとしたらコンバースの「星の世界」が始まったり、一度も弾いたことのないニ長調の「サウス・ウィンド」をいきなり舞台で弾いたりと、スリリングで楽しい経験をさせていただきました。

最後にバス停へ向かって歩き出していた私たちを引きとめ、駅まで送ってくださったK.R.Tのお二人。ありがとうございました。バス旅も悪くないのですが、おしゃべりを楽しませていただきましたし、おかげさまでゆっくりランチもできました。ただ、焼津駅付近からでは富士山が見えなかったのではないかとちょっと心配しています。

美野里にしても静岡にしても、行くのはちょっと面倒で億劫なのだけど、行ってしまえば楽しくてまた行きたくなる。若い頃にもそんなフレーズがあったと思い返していたら、スキーでした。出かけていくだけの体力を、いつまでも保っていたいと思います。
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by yt-aoki | 2011-11-30 10:30 | イベント・コンサート | Comments(2)

12月のコンサート情報

12月のダルシマー関係コンサート情報が続々入ってきています。

お近くのものがありましたら、ぜひお越しください。

●ハンマーダルシマライブ
 日時:12月10日(土)19:00~
 会場:ライブcafe[おーるどタイム](埼玉県越谷市大沢)
 出演:DulciCafe
 料金:1,000円(ワンドリンク付)

ダルシカフェさんは大先輩の夫婦デュオ。奥様がダルシマー、ご主人はギターやブズーキ、ニッケルハルパなどいろいろ楽器を持ち替えるので、2人なのに移動が大変だそうです。このお二人は5月の美野里ダルシマ&オートハープ・フェスティバルと、静岡のオートハープ・ギャザリングの常連です。今年の静岡のギャザリングは今週末。明日からあさって正午までです。

●ラヴィアンローズ~私の贈りもの~
 フラワーアートと音楽のコラボレーション
 日時:12月11日(日)作品展示 12:00~17:00
    演奏 12:30~/13:30~/14:30~/15:30~
 会場:ギャラリー鶉(じゅん) (東京都豊島区目白)
 展示:中澤春子(アトリエsnowdrop主宰)によるプリザーブドフラワー、
     クリスマスオーナメントなど
 出演:小川美香子(ハックブレット/バロックサルテリオ)、横内正代(マンドリン)、
     寺内朋子(ヴァージナル)
 入場料:1,500円(飲み物付)

ドイツのダルシマーの小川美香子さんも活躍中。今回は復元されたバロックサルテリオも演奏に使うそうです。古楽がお好きな方向け。優雅なひとときをお楽しみください。

●幼稚園で大人のクリスマス会
 日時:12月11日(日)17:00ごろより
 会場:岸辺幼稚園 (東京都渋谷区上原)
 参加費:1,000円

ツィンバロムの崎村潤子さんのお弟子さん(マリンバ、ピアノ)とともに、ハートストリングスも演奏させていただきます。音楽教室のクリスマス会ですが、ご連絡くだされば、詳細ご案内いたします。

●“大人のための”音と絵本のコンサート
 日時:12月18日(日)14:00~(開場13:30)
 会場:音楽サロン リュス モーネ(和歌山県橋本市柏原)
 出演:Merry tune (一之澤嘉子;ハープ、リコーダー、木下加寿子;ダルシマー)
 料金:1,500円(定員50名)

メリー・チューンの絵本のコンサート。内容はマリー・ホール・エッツ作「また もりへ」、O・ヘンリー作「ほんもののプレゼント」、ジーン・ジオン作「ハリーのセーター」。メリーチューンと言ったら絵本のコンサートですが、こちらも楽器をたくさん使うそうで、なかなか見るチャンスに恵まれません。お近くの方、リュス モーネのサイトからご予約を。ホールも素敵ですよ。

●自然館のクリスマス・コンサート
 日時:12月24日(土)15:00~
 会場:カフェ自然館(東京都小金井市)
 出演:South Wind(森悦子;ハープ、青木陽子;ダルシマー)
 料金:飲食のオーダーのみ

クリスマスの讃美歌を中心に、キャロルやポップスも交えて40曲、連続演奏いたします。このほか、毎週水曜日(12月28日は除く)のランチタイムにもダルシマー・ソロかSouth WindのBGM演奏をしています。だいたい12時半ごろからです。

●ロビー・コンサート
 日時:12月25日(日)11:30~12:00
 会場:オークラフロンティアホテル海老名 (神奈川県海老名市中央)
 出演:ハートストリングス

クリスマスの曲を中心に30分、ロビーで演奏させていただきます。
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by yt-aoki | 2011-11-25 13:23 | イベント・コンサート | Comments(0)

ココ・カラ。和歌山フェスティバル in Tokyo

メリー・チューンが東京にやってくる。

私とダルシマー・デュオを組む木下さんのハープとのデュオ、メリー・チューンが初めて東京で演奏するのに、ハートストリングスの練習と重なってしまった。

残念だけど、ハートストリングスも演奏目前で、練習会を中止するわけにはいかない。

日時:11月20日(日)午前10時から
会場:JR山手線・恵比寿駅西口特設会場
ココ・カラ。和歌山フェスティバル in Tokyo」というイベントでの演奏。

入場無料、みかん狩りに物産展、日曜午後は、ゆるキャラによるクイズ&ゲーム大会もあるそうです。

お時間のある方、ぜひおはこびください。
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by yt-aoki | 2011-11-17 18:01 | イベント・コンサート | Comments(0)

楽器特有の節回し

ハープと一緒に演奏するようになって3年が経つ。その間に学んだことは、同じコードのアルペジオ(分散和音)でも微妙にとり方が違うこととか、ハープはダルシマー以上に制限があるため、音を抜いたりすること。

私ももともと楽器はクラシックのピアノから始めたので、楽譜至上主義的なところがあった。作曲家が作った楽譜は絶対のもの。そのとおりに弾かなければならないと思っていたから、できるだけ正確な楽譜を入手しようとしていた。

しかし・・・伝承曲はそういうものではない。Happy Birthday to You は何調で歌われようがかまわない。

「この曲はダルシマーのために作られたわけじゃないのでしょ」という指摘も正しい。そりゃそうだ。ダルシマーのために作られた曲は、この10何年かの中で、2~3曲しか出会ってない。

楽譜至上主義であっても、鍵盤楽器の装飾については早くからそのとおりに弾く必要はないと思っていた。鍵盤楽器で使われる前打音とかトリル。わざわざ濁る音を使う必要はないだろう。(時々わざと使うこともある。ただ、半音の関係にある2音の反復は使ったことがない。)

そのことに気付いたのは終止形が関係している。普通長調の音楽はシ-ドと終わる。このシ-ドの際に、その下でファ-ミが鳴ることが多いと教えられた。これを省略してシドファミと先生はよく言ったものだ。

けれどダルシマーでこれを使おうとすると、ファとシが残ってしまってミとドがよく聞こえない。これはコードで言うとG7~Cという動きだが、G7のセブンスの音が邪魔をするようなのだ。それでセブンスを抜くようになった。

そうやっているうちに、楽器にはそれぞれ特有のというか、得意とする節回しがあることに気付く。
たとえば第三の男のテーマ、レ レ# ミ ー レ# ミ レ# ミ というフレーズは、ギターも含めて半音のフレットがある楽器ではとても弾きやすいものだ。チターもメロディーは
フレットのある弦を使う。

ピアノを弾いていたころに知った「スカボロー・フェア」のイントロはとても弾きにくいものだったが、これもギターならば弾きやすい。「アルハンブラの思い出」も、ギターだからこそ ラミミミ ミミミミ ドミミミ ミミミミ シレレレ ミレレレ になる。ピアノにアレンジしたら、右手でメロディーがミーレドーレミー、左手が伴奏でラミドミシミになるだろう。

では、ダルシマーらしい節回しは?

それは次回考えることにしよう。
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by yt-aoki | 2011-11-12 18:47 | 音楽 | Comments(0)

非情のライセンス

ファミリー劇場で「非情のライセンス」をやっている。

この主題曲のメロディーを奏でるのはダルシマーで、演奏者は生明慶二さん。

土曜の深夜というか日曜の午前2時から4時まで2話ずつ。すでに今日が20話・21話で、26話までなので、今月いっぱい。

先日生明さんに、ダルシマーで弾いた曲で残したい名曲はとお尋ねしたところ、「犬神家の一族~愛のテーマ」と「非情のライセンス」とのお答え。

ドラマ自体は「原作を尊重して放送します」というような注釈がつくように、今ではありえないような場面もあるが、30年前はこんなだったのだ。ファッション、車、黒電話、家電製品、結構興味深いものもある。
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by yt-aoki | 2011-11-06 13:30 | 歴史 | Comments(0)

歌と合わせる

弾き歌いではなく、歌、それも合唱と合わせているものを教えられた。

確かに昔、子供の合唱とダルシマーを合わせるという記事は読んでいたが、実際に目にしたのは初めて。

意外にダルシマーの音は負けてない。


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by yt-aoki | 2011-11-04 10:17 | ハンマー・ダルシマー | Comments(0)

弾き歌い

以前から何度かダルシマーで弾き歌いはしないのですかと聞かれていた。

ある人からは、やってみてはどうですかと勧められた。

アメリカには確かにいるし、私の仲間にも、メロディーを歌いながらアルト・パートを練習する人がいる。たしかに単旋律を弾きながら歌うくらいはできるかもしれないけれど、伴奏となるとどうだろう?

そんな折、ハンガリーで開催されたCWA(世界打弦楽器協会)の第11回大会の動画がアップされた。



弾き歌いのダブル!
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by yt-aoki | 2011-11-04 10:08 | 音楽 | Comments(0)

11月の自然館

自然館でのランチタイムBGM演奏は、今月も水曜日ですが、23日はお休みです。

ハープは来週9日に登場します。
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by yt-aoki | 2011-11-02 22:56 | イベント・コンサート | Comments(0)

泉の里コンツェルトザール

「思いは形になる。」

大昔、おそらくこのホールができてすぐの頃、ここでピアノのコンサートをした人が身近にいました。私は行かなかったのですが、「国分寺駅から坂を下ったところにある」という言葉を耳にした記憶があります。けれどそれっきり、私がダルシマーを始めて、小さなホールを探し始めてからは、なぜか遭遇することがなかったのです。

「国分寺の野川のほとりにあるすばらしい80席のホールが、引き取り手を探しています」
というメールが届いたのは先月の半ば過ぎのことでした。もちろん私に引き受けられるわけではないけれど、引き継ぐ人がいなかったら取り壊されてしまうそう。「興味がなかったらスルーして」と書かれていても見過ごせず、特に紹介できる人もうまい手立てもみつからないけれどと書き送ったら、「ぜひ見てください。いろいろな人に見ておいてほしいホールです」という返信。それで先月末に見にいこうとしたのですが、あいにく先方の都合が悪く、さらにクローズは9月末ではなく10月末と知り、それきりになってしまいました。

そしてふと気付けばもう10月も終わる。あわてて友達と調整し、ホールを見せていただくことにしました。

路地を入った突き当たりが母屋で左側にゲートがあり、
IZUMINOSATO KONZERTSAAL
の文字。その奥に白い建物が見えていました。ホールへのアプローチも素敵です。

入り口の扉をあけると、床は1段高くなっていますが、「靴のままどうぞ」と案内されました。目の前に受付用の長机があり、その向かい側の扉を開けるとホールです。こじんまりとして、けれど天井が高く、客席後方には小さな調整室もあり、天井からマイクも吊ってあります。尺高の舞台の上にはベヒシュタインのピアノ。上手の幕の後ろが控え室であり、ピアノを使わない場合にしまう場所ともなっています。

狭いけれど、うまく考えられていると思ったら、7年前に亡くなられたご主人の設計とか。

2階もどうぞと案内されて、控え室を出て階段を上るとそこにはキッチンがありました。そして奥の野川に面したところは、10数人がテーブルを囲めるサロン。打ち上げに最適な場所! 別のホールにもこういう場所が似たような配置でありましたが、なぜか暖かみがちがいます。前に見たところは、高級そうで冷ややかな感じがしたのに、こちらはアットホームなくつろぎがあります。ついつい座り込んで、長々とお話を伺ってしまいました。
ホールの2階席は1列だけですが、ダルシマーにとっては特等席。

サロンに飾ってある絵はご主人のお兄様の作品。そのほかにもそこここに、お人形や絵、オブジェが飾られています。ホールの外壁にいたのは、琵琶を弾く河童でした。

貸しホールとしても使われたけれど、自主公演もたくさん開催したそうです。それはホームページにも記録があります。そしてその公演が終わると2階のサロンで、楽しく語らったのでしょう。

帰りに見ると、ゲートの裏側には日本語で泉の里コンツェルトザールと書いてありました。

「ホールは箱ではない。」

ホールは、演奏家と聴衆がいてその中に響く音を通じて皆が交流する場です。そしてここにあったのは、この敷地の中でどうやったらよいホールができるかと十分に考えられ、コンサートにまつわるさまざまな事柄に対処できるように作られたものでした。そこにはまず、どういうコンサートをしたいのかという思いがあり、さらに絵を飾ることとか、もてなしの料理とかにこめた思いが加わり、その思いが形になったものです。公営の、どなたの希望にも、何にでも対処できますよというホールとは対極にあるものです。

「思いは形になる。」

帰り道、私の頭の中では、こんな言葉が繰り返されていました。

「思いは形になる。思いは形にしなければ。」

昔のものですが、ご夫妻が紹介された記事を見つけましたのでご覧ください。
http://chspmedia.sub.jp/mck/10/machihito.html
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by yt-aoki | 2011-11-01 01:00 | 音楽 | Comments(0)