ハンマーダルシマー・セッション・パーティー

1年ぶりに来日されたJoshua Messickさんとのハンマーダルシマー・セッション・パーティーに参加してきました。(4月14日、横浜長浜ホール)

会場の横浜長浜ホールは最寄駅・京浜急行能見台駅から徒歩で15分ほどのところにあります。
かつて日本打弦楽器協会のイベントと、友達が演奏するイベントで行ったことがあるのですが、横浜長浜ホールに楽器を持って行くのはつらいなと思いました。それで主催者のDulciCraftさんに「楽器持たずに参加したい」とお伝えしたのですが、Joshuaさんがダルシマーを弾く人達との交流の場を望んでいらっしゃるとの返信で、仲間を誘い、一緒にタクシーで行くことにしました。行ってみて驚いたことに、今回北は北海道、南は九州、そして関西からの参加者がほぼ半数を占めていて、以前からお名前だけ存じ上げている方たちとお会いすることができたのです。

最初はJoshuaによる1時間半のワークショップ。音階やアルペジオの弾き方、打楽器のテクニックなどが紹介されました。音階やアルペジオは私がDave Neimanに習ったこととほぼ同じ、合理的な弾き方です。打楽器のテクニックは、知ってはいても、あまり練習したことはないので、結構左手がついていきません。左右の手の独立性については、理解はできるのですが、私の奏法とは違うなという感じです。これらは英語が堪能な方により、逐一通訳をしていただけたので、参加者の皆さんも理解できたと思います。

その次は1時間ほどのセッション・タイム。キャロランの曲や、アメリカの曲など、できるだけ皆が知っている曲を選んで一緒に演奏しました。時にはアイリッシュのダンス・チューンも少しゆっくり弾きましょうと提案されたりして、知らずに弾けない曲でも、覚えるチャンスが得られたのではないかと思います。

今回のイベントは15時から20時までの長丁場、その後はお食事タイムだったのですが、ここでスペシャル・ゲストが紹介されました。「メアリと魔女の花」の監督、米林宏昌さんが来てくださったのです。何故ハンマー・ダルシマーを使おうと思われたのかなど、お話いただきました。そして主催者や参加者により用意された食べ物飲み物が準備され、休憩。とはいえ、楽器のまわりで話し込んだりJoshuaに話を聞いたりする人が途切れず、用意された食べ物はなかなか減りません。

お食事タイムの後は、Joshuaによるミニ・コンサート。オリジナル曲、「メアリと魔女の花」の曲、そして奥様のハープとのデュオも。

お天気が不安定で、もしも大雨が降るようだったらスケジュール変更もありうるとして始まったのですが、ひどく崩れることもなく、予定通りプログラムは終了しました。しかしそれですぐには終わりませんでした。あちこちでの会話、Joshuaによるデモ、残った食べ物の片付け、特にJoshuaによりかなり遅い時間に教えられた奏法は衝撃的でした。ダルシマーは右側のブリッジと左側のブリッジの上を通った弦が左右のブリッジの中ほどで交差しているためあまり真ん中は叩かないのですが、Joshuaはその交差部分を叩くことにより、2音を同時に出すというのです。それも片手だけでなく、両手を使うことにより、4音を同時に出す! 彼はハーモニクスも使うし、弦を指ではじくし、様々な奏法を使います。それらの奏法は他にも使う人がいて知っていたのですが、4音同時は初めてでした。

今回は先週関西で私のレクチャー・コンサートを聞いてくださった方たちと再会したり、思いがけず以前からお名前だけ知っていた奏者の方とお会いしたり、という点でも有意義なイベントでした。準備をしてくださったDulciCraftさんに感謝いたします。

5月にもDulciCraftさん主催のコンサートがあります。こちらも楽しみです。

●ダルシマー・ウィンド Sounds of Appalachia
日時:5月18日(金)19:30~(19:00開場)
会場:大倉山記念館(神奈川県横浜市港北区)
出演:Steve and Ruth Smith, DulciCafe, Uncle Gryphon
料金:無料
主催/問合せ:DulciCraft 井口
入場予約サイト https://appalachianwind.peatix.com
※詳細は入場予約サイトでも御覧になれます






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by yt-aoki | 2018-04-15 01:48 | イベント・コンサート | Comments(0)
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